NN倍率で日米株価を占う
以前「NN倍率で日米株価を比較」でご紹介したNN倍率について、10日終値でもって算出したところ、1.02倍という数字となりました。
以前「NN倍率で日米株価を比較」でご紹介したNN倍率について、10日終値でもって算出したところ、1.02倍という数字となりました。
株式市場全体の状況を表わす指標と言えば、個別株式同様、PER(上場企業全体の1株あたりの利益予想の何倍まで株式が買われているか)とPBR(上場企業全体の時価総額と純資産の比率)が代表的です。
少しだけテクニカルですが、よく日経新聞に登場する指標としては、NT倍率(日経平均とTOPIXの比較)もありますね。
これに対し、国際的な比較をする際にもPERやPBR(単純に日本の方が高い、低いと比較しても意味はないですが、過去の時系列の数字も踏まえ比較することには一定の意味がある)を用いたりしますが、今日ご紹介するのは「NN倍率」です。
最初のNは「NYダウ」、そして後者は「日経平均」を表わします。この両者を過去の実績とあわせ比較することにより、相対的な株価の位置・割安感を探ろうというものです。
我が家では、家計の純資産を平成10年から計測していますが、あわせて、その時点の日米株価、為替、NY金価格等もデータを残しています。
このデータを基に過去と現在の「NN倍率」を示すと以下のとおりとなります。
この倍率は、数字が大きいほどアメリカ株(NYダウ)が日本株(日経平均)に比べ相対的に株価水準が高い(割高)であり、逆に小さい場合は日本株の株価が相対的に高いことを意味します。
こうして見てみると、平成11年の頃は、日経平均の値がNYダウよりもかなり数字が大きかったのが、近年はNYダウの値が日経平均と値と殆ど変わらないところまで、上昇してきているのがわかります。
足元の相場は、日米とも株価は下落基調(相対的には日本の方が弱い)ですが、現在のNN倍率(0.88倍)が今後上下どちらの方向になるか要注目です。
個人的には、中長期的に数字が小さく方向(日本株の方がアメリカ株よりも相対的に堅調な相場展開となる)を予想します。(歴史的に、大きなトレンドは日米逆)
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