GMとCDS
GMの存亡をかけたドラマがいよいよクライマックスを迎えつつあります。
当社が、生き残るためには、従業員、債権者が大きな負担をしなければならず、その負担割合を巡る調整が最後の最後まで続いてきました。
そして、この利害の対立の構図以外にも、もうひとつ米国政府を含めた関係者が考慮すべき要素があります。
それは、GMの社債保有者の一部(金融機関等大口債権者と思われる)は、GMの破綻に備えCDS取引をしているため、いっそのこと当社が破綻した方がよいと考えているということです。
つまり、将来再建するかどうか不透明な当社の株券と引き換えに債務削減に応じるくらいなら、CDSで損失が補填されることを選ぶということです。
CDSの最終的な引受け先の大手はあの世界最大の保険会社AIGです。AIGは、ご存知のとおり、現在米国政府の支援下にあります。
このCDS取引については、GMに限らずGMが破綻した場合に、連鎖破綻する様な企業も対象に行われていると推察され、自動車業界の裾野の広さを考えると、相応の規模にのぼると思われます。
このため、米国政府としては、GM問題の帰趨はAIGにも関係する(GMが破綻したら、AIGに追加損失発生)ことを念頭に置きながら、現在最善策を検討していると思われます。
以上、筆者の勝手な考えですので、「そんなはずはない!」とか目くじらを立てることはご遠慮くださいね。

今は時価会計も凍結されていますし、
不良債権が全く見えない状態ですね。
時限爆弾(膿)を溜め込むだけ溜め込
んで一体どうするのでしょうかね。
評価損を特別利益に計上して公的資
金返したり・・・。
投稿: CDS | 2009年5月30日 (土) 18時54分