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2008年9月24日 (水)

ザ・ハウス・オブ・ノムラ 復活なるか

かつて、日本で「ガリバー」と呼ばれた証券会社がありました。

その名前は「野村證券」。私が就職活動・就職をした80年代後半から90年ぐらいにかけて、そのスーパーパワーは国内だけにとどまらず、遠く海外にも及んでいました。(当時、学生の間では、野村からもらった内定を蹴ったら、本命の内定もその企業に野村から圧力がかかり、取り消されるとの噂があったのを覚えています。)

ところが、証券手数料の自由化以降、株式委託売買では儲からなくなり、リテールでは松井証券出現以降のネット証券台頭にシェアを奪われ、ホールセールについても金融技術に優位性を持つ外資系証券会社のプレゼンスが拡大したこと等により、一時は経営を不安視された時期もありました。

その野村が、先日のリーマン・ブラザーズのアジア・パシフィック地域部門の継承(参考)に続き、同社の欧州・中東地域についても株式部門及び投資銀行部門の業務および雇用を継承することについて、基本合意に達したと発表がありました。(野村プレスリリース

三菱UFJによるモルガン・スタンレーへの出資は、経営への参画というよりは、持分法出資対象会社にして収益を取り込むのが当面の狙いだと思われるのに対して、野村の場合にはリーマンの業務を承継するため、野村自身のビジネスの規模が格段に大きくなることが見込まれます。

いずれにしましても、今回の一連の発表は直接的にはインデックス投資家には関係はありませんが、海外の目を日本に向けさせ、閉塞感のあった日本のマーケット・金融業界に明るい材料を提供したという意味では、非常に喜ばしい出来事だと思います。

がんばれ、ニッポン!

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