内需拡大の切り札はこれだ
日本経済については、外需依存ではなく、もっと内需を拡大することで成長し、海外に対しても開けたマーケットとなることで、この面でも役割を果たすべき、との論調が古くは1985年の「プラザ合意」後、「前川リポート」などで叫ばれてきたところです。
実際には、GDP対比の輸出比率で見た場合には決してこの比率が国際的に高いわけではなく、むしろドイツなどと比較して低く、(今のところ)世界第二の経済大国として十分な大きな国内市場となっているわけですが、消費大国アメリカが景気後退局面に陥るなかで、依然として日本の内需拡大に対する期待は大きなものがあります。
でも、この「内需拡大」。少子高齢化で、今後ますます人口が減少し何もしなければ間違いなく国内のパイが小さくなる状況下で、そんなことが可能なのでしょうか。
そんなことを考えていたら、ひょっとしたら、この起爆剤になりうるものが見つかりました。
それは、海外観光客の誘致拡大による国内消費・サービス市場の拡大です。
先日、「ガイアの夜明け」を見ていてそんなことを感じました。
はっきりとした理由はわからないですが、昨年の海外から日本への観光客数は10年前の1997年対比で約2倍に増えているそうです。
世界における日本経済のステイタスは明らかにこの間低下していますが、日本文化に関する世界の関心は逆に大きくアップしているのです。
「オタク」「マンガ」や日本の伝統文化・美しい地方の田園風景等日本の「ソフトパワー」で世界を魅了することができれば、安全保障上(ちょっと大袈裟?)も寄与すると思います。
「ガイアの夜明け」は日本もまだまだ捨てたものじゃない、と感じたよい番組でした。
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コメント
レバレッジ君さん、こんにちは(^-^*)
確かに、日本文化の関心は高まっているということを私も耳にしたことがあります。
特にアニメは、“ジャパニメーション”と呼ばれるほど、日本のアニメは浸透しており、日本が誇る文化の一つですよね。フランス人の日本のアニメファンが、秋葉原に大挙して訪れているなんて、ニュースも見たことがあります。
石原都知事主催の「東京国際アニメフェア」で、大分オタク以外の方たちにも認識が広まってきた感があるのですが、まだまだこれからでしょうね(;-_-)
何か、アニメ市場についてのコメントになってしまいました。
投稿 スライル | 2008年5月10日 (土) 10時53分
スライルさん
コメントありがとうございます。
為替の要因で、海外から見た日本の物価が安くなったり、旅行しやすくなったという経済的な要因もあるとは思いますが、それ以外の「何か」により間違いなく「クールジャパン」に対する注目度が高まっている様です。
文化の浸透は、経済に遅行するんですかね。いずれにしても、おもしろい現象です。
投稿 レバレッジ君 | 2008年5月10日 (土) 11時50分