久しぶりに日経ヴェリタスについて書いてみます。
購読以来、毎週読んでいますが、正直言って期待を「裏切っている」本紙。そのため、エントリーする気概も最近なくなっていたのですが、今週はなかなか興味深い記事がありました。
OECD加盟国で最長となる18年連続のプラス成長を達成見込みのオーストラリア。これを支える「資源」の動向、そして、本紙の性格からして当然ですが、豪州への投資の主な方法が特集されていました。私の「サテライト」投資の一角としてちょっと検討してみたいと思います。
また、我が国の上場企業の業績が今期7期ぶりの減益見通しとなる一因として、資源高騰によるコスト構造の悪化を指摘し、交易条件指数が統計を取り始めた1990年以降で最悪であるという事実がわかりました。
また、出光が海外に活路を求める記事や、新興国から資源国の通貨にマネーが流れていることなど、全体を通して「資源」関連が非常に多かったのが印象的でした。ちなみに、本日の日経本紙に榊原英資氏が「エネルギー・食糧の稀少商品化、ハイテク製品の汎用品(コモディティ)化が21世紀のトレンドになっていくのだろう」との見解を示していましたが、そのとおりだと思います。
違った分野では、個人資産6000億円を誇る米の不動産王サミュエル・ゼル氏の不動産投資に関するコメントが載っていました。世界のどこに投資機会がありますか、との質問に対し「ブラジル、中東、中国」(ただし、アセットクラスは不明)が有望とのこと。また、日本のREITについては、「第一級の物件が組み込まれていない」ため敬遠とのスタンスでした。
保険見直しの特集もありましたが、これについては本日開業した「ライフネット生命保険」を記事にしてほしかったです(たぶん、いずれ載せるとは思いますが)。
個人的に日本株の投資ウェートを大幅に下げたので、そんなに関心はありませんが、15日にカルパース等欧米の有力機関投資家が日本のコーポレートガバナンス改善に向け連携して提言したことについても記事になっていました。近年外部要因(円安、外需)に助けられて息を吹き返し、少し弛み気味の日本企業に活を入れるのにはちょうど良いかもしれませんね。
ということで、もうしばらくヴェリタス読み続けたいと思います。
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